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水神様を参拝する紀行②

1. 丹後の眞井神社(まないじんじゃ)

1. 丹後の眞井神社(まないじんじゃ)

京都府宮津市江尻の藤岡山にある眞井神社は、元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)の奥宮です。別名久志濱宮(くしはのみや)とも言うそうです。「くし」とは霊妙なるパワーの源のことで、パワースポットとして近年では参拝客も多いそうです。

2. 撮影禁止の境内の中に

2. 撮影禁止の境内の中に

当日は8月初旬の猛暑日ということもあり、眞井神社を訪れる他の参拝者の方はいらっしゃいませんでした。そのためでしょうか、より一層もの静かな雰囲気が神社一帯を包み込んでいます。鳥居を潜り、かなり急な階段を上がると、正面に小さな本殿があり、その先になんと2500年前から鎮座しているという「磐座」があります。磐座の首座には、豊受大神(とようけのおおかみ)をお祀し、磐座西座には、天照大神、イザナギの大神、イザナミの大神をお祀りしています。
山の中腹に生い茂った木立に囲まれたこの一画は、確かにそこはかとないパワーを感じる場所です。
しかし、近年人気の余りこの磐座に上ったりする不届き者が多々散見されたため、現在では本殿より先は立ち入りも禁止となってしまったそうです。

3. 神様の飲み水

3. 神様の飲み水

鳥居の手前左手に「天の眞井の水」とい御神水が湧き出ています。
この水は、籠神社海部家三代目の天村雲命が神々が使われる「天の眞井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降りた御神水といわれています。早速、私もこの水を頂きました。これが神様の水!!大いに感激致しました。日本の自然豊かな山からの湧き水は軟水で湧き出る量も豊かなせいか、どこもとてもまろやかで優しいお水が多いですね。

4. 神社にはそれぞれの味わいがある

4. 神社にはそれぞれの味わいがある

2500年前からそのままの形である磐座を目にすると、日本の歴史と文化の奥深さに感嘆します。
眞井神社は、丹後国一の宮元伊勢籠神社の奥宮という形式のようですが、当初は眞井神社が本宮で籠神社を後から作り、眞井神社を奥宮にしたようですね。
丹生川上神社下社の拝殿と本殿間の階(きざはし)の形状にも驚嘆でしたが、眞井神社の階段を上がった山の中腹一体が神の領域という構図は、時代が900年も古い分、奉る神様と自然がより一体化していたことを物語っているように思いました。

5. 古代の人は水に大きな関心を寄せていた?

5. 古代の人は水に大きな関心を寄せていた?

天照大神の頃より、古代の人々にとっても水は大事な存在であった事でしょう。飲み水、生活用水、稲作等に必要な水。現代人は、水道水(飲み水・調理・風呂シャワー、トイレ、洗濯等の生活用水)やベット飲料と当たり前の様に日常生活で消費している水も2500年前は、飲み水の確保ですら大変だった筈です。医学や科学もない時代に、人間の五感と先祖からの伝来を頼りに、古代の人々は賢く水と向き合ってきたのでしょう。日本にある水の神様は、そんなご先祖様たちの逞しい生き方を今に伝えているように感じました。

眞井神社