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水神様を参拝する紀行①

1 梅雨開けの7月18日

1 梅雨開けの7月18日

関西のみならず、全国的にも水の神様で有名な丹生川上神社下社を参拝致しました。当日の奈良県南部は、午前中は時折雨がぱらつく曇り空でしたが、午後は快晴となり気温もぐんぐん上昇。

2 国道309号線を下市町より南下し天川村方面へ

2 国道309号線を下市町より南下し天川村方面へ

309号線は、下市町下市小学校あたりから神社まで約8.6Kmの行程を200m程登る交通の難所です。神社は、南下する国道から右に分かれる県道138号線沿いにご神体の丹生山を西北西に頂き、鎮座していました。

3 闇靇神(クラオカミノカミ/いざなぎ、いざなみ二尊の御子神)を祀る

3 闇靇神(クラオカミノカミ/いざなぎ、いざなみ二尊の御子神)を祀る

創建は飛鳥時代の675年、天武天皇の命によるものとか。気の遠くなりそうな1346年もの歴史を持つそうお社です。 尚、御祭神は雨を司る神様でした。ただ、ここを流れる丹生川地域は、古くから湧き水、井戸が豊富な地域であり、水の信仰が当時からあったのではという説もあるそうですね。

4 丹生川は奈良県吉野川の南を東西に流れる川

4 丹生川は奈良県吉野川の南を東西に流れる川

丹生川流域は、近畿のみずかめといわれる地域です。水源は奥吉野からの脇川等3つの川が黒滝村で合流し、丹生川となって西へ蛇行しながら流れます。最終的には吉野川、紀ノ川となって奈良県北部には流れず、和歌山県北部を西へ貫き紀伊水道が河口となります。 飛鳥時代は大規模な治水の土木工事技術はほとんどないため、都にこの地域の水を引くわけにも行かず、かといって都(藤原京)から28km程南に位置する水の豊富なこの地は、当時の為政者から見ると大変羨ましい存在であったのではと推測します。

5 本殿は25m離れた山中山腹に

5 本殿は25m離れた山中山腹に

とにかく、拝殿と本殿の作りが特徴的です。当日は宮司さんのご厚意もあり、特別に拝殿の中に上がらせて頂き、全長25m、75段の階(きざはし)の先にある本殿をこの目で拝ませて頂きました。回廊のような斜度20度もあるかという階(きざはし)の先にある本殿は、幻想的であり当時からこの形で建立されていたとすると、その優れた建築技術とデザイン性には驚かされます(現実は平成に入り回廊部分を大改修したそうです)。

6 穢れが洗われて帰路に就く間際にどっきり

6 穢れが洗われて帰路に就く間際にどっきり

正面入口の鳥居の左横に井戸があり、そこに「太古の名水 いのちの水」の大きな看板が・・・・
そして、駐車場を出るとその横には「水へ感謝」の看板・・・・。
まさに、なるほどと納得。神社の歴史は「雨乞い」からスタートしたのでしょうが、治水が発展した現代では飲み水としての水も私達ひとりひとりには重要な事柄です。色々考えさせられた参拝の帰り道となりました。

丹生川上(にうかわかみ)神社下社